骨とにく

そう 誰も踊ったことのないような おまえだけのダンスを

涙の数だけ?

強くなるのかな?
弱くなるのかな?

なんだろね。


ロックンロールは虚しい。
そうかもしれない。
けれど、ぼくはそんなこと言われようが好きだ。
そんなことよりも流されて、自分がわからないでヘラヘラしてる方が嫌だ。
流行の音楽なんて、造られた流行の音楽なんて寂しすぎる。

ぼくはつい最近までヘラヘラして、自分にも向き合わずに生きていた。
強いと思っていた。

しかしそれは違って、ある人との出会いで、ぼくは弱いものだと自分を見てわかった。
腐ってて、中途半端で、優しさだって自分を守るためのものだった。


でも、弱いまんまでもいいと思ったんだ。
中途半端で自分がとても不甲斐ないものだと思うこともあっていいと思う。
そんなことより。
弱いって嘆いているより、少しでも前にすすまなきゃいけない。
前には何があるかなんて、トゲやイバラかもしれない。
それでもきっとすすまなきゃいけないんだ。
でもきっと、それがもし自分を少しでも強くしてくれるなら、喜んで苦しみたい。

もっと苦しみたいと思うけど、苦しくなるとすぐに弱音を吐いてる自分がいて嫌になるけれど。

あの人にありがとう。
って思ってる。

もう会えないのかもしれないけれど。
ありがとう。
何処で元気でいて欲しいな。


おわり。